2016年度グローバルリスクが発表されました

Posted on 02月 18, 2016

こんにちは、キャスレーの砂川です。

先月1月14日、世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議にて2016年度の
グローバルリスクが発表されました。

グローバルリスクは、およそ750名の専門家が29種類のリスクとその影響、
今後10年間における発生可能性などを査定したものです。

「今後懸念される世界的なリスクや、今後起こりうる社会課題は何か?」を
考える時に、とても参考になると思います。

先般発表されたグローバルリスクの内、今後10年間のスパンで潜在的なものは
水資源の危機、気候変動緩和への失敗、異常気象など環境系のものが多い印象を受けます。
また、今後18ヵ月のスパンで見た場合は、移民問題や国家間紛争など
地政学的な要素が多いようです。

ICTという観点から見ていくと、「コンピュータ・ネットワークへの依存度上昇」という
カテゴリの中に5つのリスクがあり、

1. サイバー攻撃
2. 重要な情報インフラの故障、断絶
3. データの不正、盗難
4. 技術進歩による悪影響
5. 重要な社会インフラの機能停止

が挙げられています。

コンピュータ・ネットワークへの依存度は生活や仕事をする上で、ICTの重要性・必要性は
年々高くなってきています。
今後はIoT化もより進み、様々なモノがインターネットやネットワークに繋がることで、
依存度も飛躍的に上昇していくと考えられます。

弊社も先般 ISMS (情報セキュリティマネジメントシステム) の認証を取得しましたが、
インターネットなどの情報インフラ、特にネットワークに繋がっているシステムは
経済や社会インフラを支えるものが多数あり、これらのリスクを予防・防衛することは
ICT企業にとって非常に重要であることを再認識しました。

また、技術進歩による悪影響も懸念されています。
利用の仕方によっては人類、環境、経済的に脅かす存在にもなるAIや地球工学、
合成生物学などが例として挙げられています。
弊社の画像解析技術も同様で、人工衛星からの撮影データの利用などについて
倫理的に判断する必要があります。

グローバルリスクは、政府や大手企業だけの対応でなく、私はひとりの起業家として、
CSVを標榜する会社として対応していきたいと思っています。

皆さんも、ご自身の生活や仕事とどう関わってくるのか、ぜひ考えるきっかけにしてみて
頂ければ幸いです。

※以下、弊社がグローバルリスクのマップを独自に和訳したものを掲載しますので、
ご興味のある方はご覧になってみてください。

globalrisks_landscape

<参考文献>

●ECONOMIC WORLD FORUM:Global Risk Report 2016
http://reports.weforum.org/global-risks-2016/

●ECONOMIC WORLD FORUM:News Release
http://www3.weforum.org/docs/Media/GRR16/GRR16_NR_JP.pdf


採用情報
  • Profile

    代表取締役 砂川 和雅
    【1977年生 青山学院大学卒】
    2006年に5名で創業したITコンサル企業を、社員120名・売上高12億円まで牽引。
    技術優位とCSVの理念を実現すべく、同社から事業承継してキャスレーコンサルティングを立上。

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