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「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2016」授賞致しました!

Posted on 12月 15, 2016

みなさま、こんにちは。 キャスレーコンサルティングにて、企画部の広報を担当しております前田と申します。

先日、弊社で世界最先端の画像解析、鮮鋭化技術を研究開発している数学者の 主任研究員:西形が
「日本を代表するイノヴェイターを選出する“NEXT INNOVATOR”」の11人に選ばれ
栄誉あるWIRED Audi INNOVATION AWARDを受賞致しました。

これも、いつも弊社をご支援頂いていたり、ブログ等を通じて応援して下さっている皆さまのおかげと
この場を借りて御礼申し上げます。
いつもご支援、応援、誠にありがとうございます!

このブログでは、改めて本アワードについて、そして受賞した西形の技術について少し噛み砕いた形で紹介させて頂きます。

■WIRED Audi INNOVATION AWARDとは

「未来の日本、未来の世界をつくる」をテーマに、様々な領域で独創的なアイデアとヴィジョンを持って
新しい試みを続ける人々(イノヴェイター)に光をあて、その存在を広く発信するとともに、
彼らのヴィジョンと共鳴し実現を目指す人々をつなげる機会を創出するプロジェクトです。
また本アワードは、世界5カ国で活動する『WIRED』がそれぞれの国で展開し、
各国のイノヴェイターを世界に発信するグローバルアワードです。
http://wired.jp/wired-audi-innovation-award/ (招待状より抜粋)

そして、西形が受賞した「NEXT INNOVATOR」は、
“世界に知らしめるべき「未来をつくる」科学者、起業家、発明家”
がWIRED誌の読者推薦により選ばれ、WIRED編集部とAudi社によって選ばれた11名です。

過去長きに渡り基礎研究を重ね、社会にプラスの影響を与える分野への応用を模索してきた西形と西形の技術が
こういった形で第三者から評価され、栄誉あるアワードを受賞したことが非常に嬉しいです。
選出下さった、WIRED誌とAudi社には深く感謝をしております。

■画像鮮鋭化技術について
今回、本アワードを受賞させて頂いたのは西形が研究開発する「画像鮮鋭化技術」になります。
シンプルに言うと「モノをとても良く見えるようにする」技術です。

例えば、今まで小さすぎてボヤけて見えなかったものを見えるようにしたり
遠すぎてボヤけて見えなかったものを見えるようにしたりすることが可能です。

西形の技術の特徴は、純粋な数学的アルゴリズムのみでそれを実現した点です。

モノを良く見るためにはレンズなどのハードウェアの改良を想像する方が多いと思いますが
この技術は撮った画像を解析し鮮鋭化することができるため、レンズなどハードウェアを新しく交換する必要がありません。

これは、「既に市場に普及しているすべての光学系デバイス」に西形の技術を応用できることを意味します。

また、従来の技術に比べて高速での処理が可能なため、例えば今までは細胞を仮死状態にして動かない状態で
観察していたものを生きたまま観察する「ライブセルイメージング」への応用も期待されています。

■画像鮮鋭化技術とCSV(Creating Shared Value:共益価値の創造)について
弊社の企業理念に基づいた事業戦略は、ITやテクノロジーを通じて経済価値とともに社会価値を創出することです。

西形の技術を幅広い光学デバイスに応用することで、例えば再生医療におけるiPS細胞の状態をさらに深く観察したり、
膨大な医療データを鮮鋭化することで、AIなど機械学習の効率飛躍的に向上させる可能性を高めます。

また、スマートフォンに搭載されているカメラとの研究開発が進めば、
農村部など採血などによる精密な検査ができないエリアでも、スマホの画像を解析することで
精密検査と同等の効果を生み出し、より多くの人を救えるかもしれません。

結果、これまで治せなかった病気を治すことに繋がったり、より医療を進歩させ社会価値を生み出すことができます。

我々が目指す社会は、ITやテクノロジーがお客様と社会、従業員にとって共通の価値を生み出すものだと考えています。
画像鮮鋭化技術は各分野への応用が可能です。

例えば、衛星からの画像を鮮鋭化し軍事的に利用し、精密を敵を爆撃することが、社会にとってプラスでしょうか?
それで莫大な資産を築いたとしても、従業員は仕事を誇りに思えるでしょうか?
そして、そのような研究開発を行っていたら、はたして今回のアワードを受賞できたでしょうか?

WIRED Audi INNOVATION AWARDを受賞できたのは、
キャスレーコンサルティングが今まで取り組んできたCSVの戦略が正しいこと、
そして、これから弊社が目指そうとしている未来の姿が社会からも評価されていることを証明した、
ひとつのマイルストーンになったと考えています。

最後にせっかくなので、12月6日(火)に湾岸スタジオで執り行われました授賞式の様子を少しだけ紹介させて頂きます。

IMG_2008 授賞式会場のエントランス

IMG_2006 懇親会エリアである「Lounge Area」には受賞者がズラリ!右端の上から3番目に西形淳も名を連ねさせて頂きました。

IMG_2022 イノヴェイターの作品が展⽰されている「Exhibition Area」にはイノヴェイションの数々が展示されていました。
写真は、2010年から民間月面ロボット探査レース「Google Lunar XPRIZE」に 日本で唯一参戦するチーム
HAKUTO」の月面探査ローバーです。

IMG_2016 膨大な医療データをCG化、映像化することに成功した瀬尾拡史氏。

IMG_2019遺伝子解析で豊かな社会を目指す「Genequest」。
遺伝子という単位で社会を見るなんて考えたことありませんでした。

スーパーコンピューターの消費電力性能部門ランキング「Green500」の1~3位を独占する「PEZY Computing」。
当日、展示されていたスーパーコンピューターは正に圧巻!西形も食い入るように見ていました。

衛星から人工流れ星を流す宇宙ベンチャー「ALE」。
エンターテイメントを通じて、宇宙でのゴミ廃棄など大きな社会課題に取り組むスケールは壮大でした。

受賞者の多くは自ら事業を起こした起業家(社長)など、会社の上位ポストに着いている方々ですが、
西形は主任とはいえ一研究者。起業家でなくとも研究者が受賞できたことは、地位や名誉ではなく、
技術力やイノヴェイションを正当に評価したアワードなのだと感じました。

IMG_2043 WIREDの編集長からのご挨拶。
イノヴェイションを世間に広く伝え、イノヴェイター同士を結び付けたい。
アワードの熱い想いが伝わってきました。

IMG_2191 西形の受賞シーンです。

IMG_2085 圧巻のフォトセッション。

IMG_2090WIRED編集長とも記念に一枚。

IMG_2026 授賞式の後は、イノヴェイター同士を繋ぐ懇親パーティが催されました。

FullSizeRender (28) そして、これが頂いたトロフィーです。
皆さまへの感謝の印として、弊社のエントランスに展示させて頂く予定です。
ご来社の際は是非ご覧になってみて下さい。

弊社では、この画像鮮鋭化技術を引き続き経済価値だけではなく、
社会にとっても価値をもたらす共益価値(Creating Shared Value)を目指して 今後も研究開発を進めて参りますので、
皆さまからのご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い致します。


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