CSV and Management Philosophy
CSVと経営の考え方
経営理念
Management philosophy
社会課題に応える製品・サービスを
お客様と共に創り上げるIT企業
いままでのビジネス戦略やサービスは、企業の利益を上げることに主軸が置かれていました。
そこには、従業員にとっての価値や、社会的な価値はほとんど考慮されておらず、利益を優先するばかりに従業員や社会に負担を強いるような事もありました。
私たちキャスレーコンサルティングは、お客様の経済的利益の創出を絶対条件としつつも、従業員や社会にとってどのような付加価値があり、持続的な好循環を作り出せるかを考え、その実現を目標にしています。
従業員や社会に付加価値を提供し、自らとお客様の事業を、誰もが尊敬するようなビジネスにする会社、それが私たちキャスレーコンサルティングです。
私たちが目指す会社
Our goal
"Increasing the Possibles"
「もっと、よくできる」
CSV x IT によってお客様、社会、仲間、すべてを 「もっと、よくできる」。その活動は、いつか社会や企業の手本として尊敬されるものになり、お客様も、社員も、キャスレーに関わるみんながそれを社会で実現していく。なぜなら、人間がもつ「人のために何かしたい」というパッションを信じているから。
その私たちの信念・ブランドビジョンを"Casley Circle"と呼んでいます。

サプライヤーCSV基準
CSV Standard

コード1つ1つにもShared Value(共益価値)を
私たちとビジネスを行うビジネスパートナー(サプライヤー)の皆さまと共に、目指す社会を実現しようとチャレンジしています。そのために、サプライヤーCSV基準を定め、コンプライアンスの遵守や良き企業市民であるための規範について、経済的価値と社会的価値を同時に実現する仕組みを取り入れています。
Shared Value(共益価値)は、ビジネスパートナーの皆さまとも創出していきます。
コーポレートガバナンス
Governance
実効性ある共益価値創造経営を目指すための
コーポレートガバナンス
コーポレートガバナンスは、経営陣の業務執行に適切なインセンティブを与え、不測のリスクを低減するために必要不可欠な機能であると認識しています。
現在、毎月の経営会議に複数の社外顧問を招聘して代表取締役及び執行役員へ適切なアドバイスを得ているほか、今後取締役・監査役会・委員会制度等の強化・導入などを検討しています。
ベンチャー企業にありがちな経営者・オーナー依存でなく、ガバナンスを企業価値・共益価値向上の有効手段として活用していきます。
サステナビリティ & Shared Value Report
sustainability & Shared Value Report
あらゆる社会課題をITで解決するために
私たちは、目指す社会を実現させるため、
ビジネス上のマテリアリティをGRIベースで特定し、
3つの領域に整理したうえで長期的な達成目標を設定しています。

SDGsについて (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)
【SDGsへのコミットメント】
キャスレーコンサルティングでは、社会価値を創出・計測する1つのアプローチとして、SDGsの17ゴール169ターゲットを取り入れています。私たちが関わるすべてのビジネス、サービスのポジティブ・スクリーニング基準としてSDGsを採用することで、ソーシャルインパクトをより分かりやすく定義・計測しながらCSV(Creating Shared Value:共益価値の創造)ビジネスを推進していきます。

DXについて(Digital Transformation)

【社長メッセージ(CEO Message)】
キャスレーコンサルティングではデジタル技術の活用を通じ、お客様へ新たなビジネスモデルを提供しております。
お客様の資産の見える化・ニーズの分析を行い、単に業務のIT化を提供するだけではなく、新たな付加価値を提案する事により、企業価値の向上や組織の変革を推進します。
【ビジョン(Vision)】
コアビジネスであるシステム開発事業において、お客様の業務の一部へITシステムを導入することにより、社会一般に広くDX化の推進をもたらすことができると考えています。
また、自社プロダクトとしてSaaSのプロジェクト推進ツールを提供することで、お客様のプロジェクト進行をより効率的に進めることが可能になります。
弊社のプロダクトは、SaaSでありながら、実際の現場業務を支援することで、他社製品との競争優位を実現します。
【戦略(Strategy)】
お客様のプロジェクトを支援する事で、お客様の課題を解決。
プロジェクトの課題が減少し、お客様の事業全体の生産性が高まることで、日本の開発現場の労働生産性向上にも貢献でき、経済的価値と社会的価値の両立へと繋げられます。
たとえば、私たちが提供するSaaSのプロジェクト推進ツールの1つは、勤怠管理データを活用し、プロジェクトのリスク係数を測定します。
勤怠データが蓄積されることで、より精緻なプロジェクト管理ツールとして活用することが可能です。
そのため、まさにデジタルデータを自社プロダクトに組み込み、ビックデータの蓄積によって精度が高まるSaaSプロダクトです。
【体制(System)】
システム開発において、社内でDX基盤を構築し、フルリモートでの開発が可能な「CATCH UP」と呼ばれる独自開発システム基盤を社内で構築し、組織内で展開しています。
また、デジタル人材(エンジニア、営業等含む)の採用、育成において「CANVAS」と呼ばれる独自教育システムを提供し、属人化を防ぐ業務設計で即戦力人材の育成、均衡な社員教育の浸透により高い技術力・営業力を実現しています。
【方策(Policy)】
DX戦略を推進するチームを組成すると共に、年間予算を確保し、ITシステムの設備・整備料として、業務効率化のために割り当てています。
たとえば、これまでExcel等で管理していたバックオフィスの基幹業務に対して、SaaSのERPシステムを導入し、業務フローを一新しました。
そのため、フルリモートでの会計、労務等の業務を行うことができ、オンライン上でほとんどの業務を完結することが可能となっています。
【指標(Indicator)】
・従業員1人辺りの労働生産性向上
・お客様へのDX推進支援数と、自社プロダクトの売上増加
ダイバーシティ&インクルージョンについて

キャスレーコンサルティングでは、社員の多様性(ダイバーシティ)を尊重し、あらゆる人間が長所を活かし、短所を補うインクルーシブな組織を目指しています。
社会を変えるようなイノベーションやインテグレーションには、様々な観点、考え方、発想が融合されることで生まれてくるものだと信じています。私たちは多様な人々がお互いを認め合い、いきいきと「やりがい」と「安心」を持って働ける職場環境やカルチャー(文化)を創ろうとしています。
私たちのダイバーシティ方針では、従業員の人格を尊重し、従業員の国籍、信条、社会的身分、社会的な背景、障がいの有無、または性別等で差別されることのない組織、風土、人事制度、働き方を目指しています。私たちはLGBTの区別ではなく、SOGI(Sexual Orientation:性的指向 Gender Identity:性自認)の考え方をベースに相互尊重し、認め合える文化を醸造しようと努力しています。そして、私たちチーム・キャスレーは社員一人ひとりが、この方針やカルチャー(文化)に相応しい業務や行動、考え方を目指す組織です。