みなさんこんばんは、キャスレー砂川です。

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※6月22日の第二回CSVワークショップにて

梅雨明けが待たれる今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

前回のブログからずいぶんと間が空いてしまいましたね。失礼しました。

さて、前回(https://www.casleyconsulting.co.jp/blog/ceo/302/)の記事では、

CSVのコンセプトをすっきり理解いただくために「いろはす」の事例をご紹介し、

その中でCSVを形作る3つの方向性のうち、「いろはす」が満たしている2つを提示しました。

そこで今回は、「CSVのフレームワークにおける3つの方向性」と、

そのなかでなぜ「いろはす」が2つの要素を満たしているのか?についてもう少しお話できればと思います。

改めて、「CSVのフレームワークにおける3つの方向性」についてですが

CSVのおおもとの考え方は、前回も紹介しましたが、ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が

2011年に発表した論文における経営戦略のコンセプトで、

「社会課題の解決と、企業の利益、競争力向上を両立し、社会・企業双方に価値を生み出す取り組み」

というものです。

ここから派生して、CSVとなる事業の3つの方向性には、以下が定義づけられています。

・社会課題を解決する製品

・(社会課題の解決と両立する)バリューチェーンの競争力強化

・(社会課題の解決と両立する)事業展開地域での競争基盤強化

ちょっと難しいかも知れません。

具体的な例に言い換えると、こんな感じでしょうか。

・社会課題を解決する製品

⇒製品自体に社会を良くする・みんながハッピーになる要素・役割がある

・(社会課題の解決と両立する)バリューチェーンの競争力強化

⇒製品や事業の製造〜販売の過程で、社会を良くする・みんながハッピーになる仕組みが組み込まれている。

しかもその仕組みが、製品や事業自体をより利益を生み出しやすくしている

・(社会課題の解決と両立する)事業展開地域での競争基盤強化

⇒事業所や工場がある地域など、その製品や事業の行われている地域での社会を良くする活動が、

その事業の生産性向上につながっている

これをふまえて、改めて「いろはす」を見てみましょう。

前回のブログで、「いろはす」の特徴は、おいしい水に加えて、

「ペットボトルを超軽くした」ことだと言いました。

これがどう、CSVのフレームワークにあてはまるかというと、

・社会課題を解決する製品

ペットボトルの材料である石油原料の使用量を少なくできるため原価が安くなる上、

世界全体で心配されている石油の消費を少なく抑えられている!

・(社会課題の解決と両立する)バリューチェーンの競争力強化

ペットボトルの軽量化によって、

輸送コストが削減できる!ガソリン・負荷も間接的に低減し、CO2排出量も抑えられるかも(あくまで推測ですが)

という訳です。

さらに、

ペットボトルの水という、差別化の難しい商品に対して、

「社会貢献している水」という要素も、「競争力強化」につながる、

つまり、より売れることにつながる、といえるのではないでしょうか。

いかがでしたでしたか?

みなさんのCSVへのご理解が少しでも深まったようであれば幸いです。

次回以降は、今回ご紹介した「CSVのフレームワークにおける3つの方向性」の1つずつについて、

事例となる製品や企業の取り組みをご紹介していきたいと思います

お楽しみに!

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※こちらは先日行った社内向けCSVプレゼンの様子です。