こんにちは、キャスレー砂川です。
連日猛暑が続きますね。私は最近は冷たいものの食べ過ぎ、
みなさんも体調気を付けて夏を乗り切りましょう!
暑い時は、気分転換に近くのカフェでミーティングを行ったりしています。
さて、前回の記事から、「CSVにおける3つの方向性」
当てはまる事例とともに考え方を解説してきました。
【CSVにおける3つの方向性】
・社会課題を解決する製品
・(社会課題の解決と両立する)バリューチェーンの競争力強化
・(社会課題の解決と両立する)事業展開地域での競争基盤強化
今回は、2つ目の「バリューチェーンの競争力強化」
■バリューチェーン強化が社会貢献になる?
社会人経験のある方でしたら既にご存知の方も多いかとは思います
まずは改めて「バリューチェーン」とは何かについて、
この用語も、実はCSV概念の生みの親、マイケル・
この考え方では、まず企業の活動を「社会への価値の提供」
そしてその価値を生み出すためにかかったコストと、
企業の提供した製品・サービスが社会にもたらした価値の差が、
この「差」、つまり利益を最大化するために、
パフォーマンスを図ってどの段階を改善するべきか考えたり、
各活動段階の組み合わせ方を判断したりされています。
以下が、主なバリューチェーンの行程と呼ばれる物です。
()内は、カメラを生産する企業を例に、
1)購買物流(カメラの材料となる部品などの仕入れ)
2)製造(カメラを作る行程)
3)出荷物流(生産したカメラの出荷、
4)マーケティング・販売(カメラを消費者に知ってもらい、
5)サービス(故障などに対応アフターサービスや、
※さらに企業の活動には、この1〜5以外にも、例えば人事や、
一般的には、上記の活動のコストをいかに下げて、かつ社会(
この両者の差を大きくすれば、
ここにCSVが組み合わさるとどうなるかというと、
これらの行程のどこかを強化することで、自社の利益増強と、
ということを考えるわけですね。
確かにこの2つを同時に実現できれば、
そんな「うまい話」ってあるのでしょうか?
…あるんです。
ということで、今日ご紹介する事例は、
今や「CSVといえばこれ」
■途上国の地方の女性にキャリアチャンスを〜プロジェクト・
このプロジェクトは、
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、
それだけに定番でもありますので、
このプロジェクトは、
ヒンドゥスタンリーバが当時、
(分かりやすいように、以下では社名を『ユニリーバ』
インド国内でのシェアを拡大させるためには、
なんと農村部での女性に対し、
自社製品の販売員としてのトレーニングを実施し、
この結果、農村部の人口に対して、
なかなか面白い事例ですよね?
興味深い点が多く、
次回さらに詳しく、
最後に、
冒頭でもお話しましたが、
そこで少し、夏バテについて調べてみたところ、
「逆に身体を温める」
これが、かなり夏バテ対策として良いそうです。
夏なのに身体を温める!?
と思われるかもしれませんが、ぜひ試してみてください。
それではみなさん、夏バテとさよならをして、