皆さんこんにちは、砂川です。

残暑の中、皆さんいかがお過ごしですか?

ずいぶんと涼しくなって来て過ごしやすくなったと感じるときも多くなりました。

気持ちいいのですが、まだ日差しが出ると暑く感じたりと、体温調節が難しいですよね。

こういうときは体調崩しやすいですから、気をつけていきましょう!

<天気が良いので、青山ベルコモンズのテラス席から弊社のオフィスビルを撮ってみました>

IMG_0108

■IT企業のCSVプロジェクトシリーズ2回目

今日は、最先端のIT企業が行っている社会貢献的プロジェクトを紹介するシリーズの2回目と行きたいと思います。

前回は、Facebookの全世界へのネット普及プロジェクトを紹介しましたね。

今回は、新しい決済サービスとして今年の夏日本にも本格上陸した、Square(スクエア)の取り組みを取り上げたいと思います。

■81対19の隔たりを超える

19%

突然ですが、この数字は何だと思いますか?

実はこの数字、アメリカで、コンピューターサイエンスの試験を受けた高校生のうち、女子が占める割合だそうです。

アメリカでは、大学で通用する単位を高校のうちに取得できる制度があり、

授業を受けた後、単位取得のための試験を受けることができるそうです。

文理さまざまある専攻のうち、コンピューターサイエンスを受ける女子生徒の割合はこれほど少なく、男子との隔たりが大きいという事を物語っています。

理系女子が少ないことは日本国内でも度々叫ばれていますが、アメリカでも同様の傾向であることが伺えますね。

この数字から何がいえるかというと、将来のエンジニアとなる人材の男女比が極めて偏るということです

このような、エンジニア業界における性別の偏り対して、Squareのみならず米国のIT産業界は以前から危機感をもっていたようなのですが、

これに対して今回Squareは、具体的な支援活動を会社として開始したのでした。

それが、High school code camp と名付けられたプロジェクトです。

■企業が女子高生に授業!?High school code camp

https://squareup.com/code-camp/high-school-code-camp

このプロジェクトは、

カリフォルニアの指定された高校の女子生徒に応募してもらい、

Squareの社員が先述した大学単位となる授業を実施するというものです。

女子生徒に向けた授業を実施することで、

少しでもコンピューターサイエンスに興味を持つ女子を増やし、

将来のエンジニアとなる人材に男女の多様性を増やそうという狙いがあるのでしょう。

■IT企業にとって人材育成は事業競争基盤強化

これの何がCSVか?というのは、厳密には難しいかもしれません。

しかし、自社の利益に寄与しない、ただの慈善事業としてこのプロジェクトが行われているとも考えづらい。

長期的な目線で見れば、この授業を受けた女性人材が育ち、Squareのエンジニアとして活躍してくれるかもしれません。

ウェブサービスは、内容にもよりますが、特にSquareの様に広く一般の消費者向けのものは、多くの女性も使う物です。

女性エンジニアの視点による開発は、とても重要になっていくだろうと考えられます。

そんなとき、Squareに信頼度の高い女性エンジニアが来てくれることは、競争基盤の強化につながると言えるのではないでしょうか。

人材を育てるということは、大変長期的なものですから、すぐに企業の業績に跳ね返るかという評価を付けにくい部分もあります。

しかし、それだけに、気長に取り組む必要があるものです。

特にIT企業にとっては、開発を担うエンジニアは、サービスそのものを左右する、事業の中心部分です。

ですからこのHigh school code campは、

将来の人材に対する投資と、女子生徒の理系進学率向上という社会貢献をかねたプロジェクトと言えるのではないでしょうか。

当社でも、以前からご紹介しているハッカソンなど、キャスレー本体だけでなく、他社のエンジニアの皆さんと技術力を高めあえる

取り組みを今後も充実させていきたいと思います!

次のイベント告知、どうぞお楽しみに!