こんにちは、砂川です。

今日はまた、CSVの最新事例をご紹介したいと思います。

<キャスレーフットサル部>

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今回は、製品それ自体のデザインを変えることで、
社会的価値を高めたアディダス(adidas)の事例です。

アディダスは機能性やファッション性が高いスポーツウエアやスポーツ用品のメーカーとして人気ですが、
そのアディダスのブランド「adidas by Stella McCartney」と、
「The Running」のブランドでは、環境負荷を軽減することを目的にウエアのデザインを変えたことで、

製造時に廃棄となる原料の布の量を5%以下に抑え、
さらにその5%の原料も全て再利用できるようになったというのです。

つまり捨てるところがない!これは凄いことですね。

「adidas by Stella McCartney」など、有名デザイナーとのコラボラインの先駆けとしても話題ですし、
オシャレなファッション性とスポーツウェアとしてのクオリティが両立する商品として人気が高いです。

こういった、よく売れる商品で、原材料の廃棄率が5%以下に抑えられたり、
廃棄原料の再利用が高まるというのはとっても素晴らしいことだと思います。

先日紹介した「サステナブル」の考え方とも通じますが、
従来のイメージでは、製造業というとどうしても、環境負荷が高い事業と思われがちです。

これに対して、
売れるものが、環境や社会への負荷を軽減する価値を持っているということは、
売れる=社会貢献がより広がる、ということになり、
環境負荷が減る=より持続可能(サステナブル)な事業になります。

環境保全という社会的価値を、売れることを通して普及させていることから、とってもCSV的ですよね。

もう1つ感じた点は、
製品それ自体が社会に良い影響を及ぼすようなデザインがされる、というのは
ものづくりの本来の姿勢を思い出せてくれるとても良い事例だということです。

一般的にデザインというと、
表面的なオシャレさ、視覚的な工夫と思われがちですが、
モノを作ることの根幹の構成を考えることが本来の役割。

デザインによって、CSVを実現させるというのは、
もっと意識されていいことかもしれません。

【参考】
http://www.sustainablebrands.com/news_and_views/products_design