こんにちは、キャスレー砂川です。
【写真 ( 説明は最下部 ) 】
最近は弊社のR&D ( 研究開発 ) について大きな技術革新があったり、
【研究開発_第3回】 画像の高解像度化技術 ~新型画像処理技術(デコンボリューション)の説明~
Creating Shared Value ( 以下、CSV )の最新動向を知るためにセミナーに参加したりと、忙しく活動しています。
最近参加したCSVのセミナーでは、”CSVを絡めた経済政策” を国際競争の観点から
政府が推進していることを知り、CSVの社会的認知が高まっていることを実感しました。
詳しい内容は割愛させて頂きますが、キャスレーでも海外でのCSV事業を複数推進しており、
CSVでの事業展開を考える企業の先行事例として、国際競争・経済政策の観点からも
寄与できればと思いを強くしました。
キャスレーが目指すところは、経営理念のとおり
「お客様と社会、従業員すべてに共通した価値をもたらすビジネスとサービスをITで創り出すこと」
ですが、この ”社会” という要素には、公益に資するというコンセプトが含まれます。
現在のところ、企業として社会に還元する事について
・資本(株式)市場における投資意思決定に、より精緻な社会的価値の指標を導入する
→ 利益と社会的価値の両方が投資家の投資選好基準となり、さらに社会的価値が
重視される資本市場を目指す。結果、市場メカニズムによって社会に貢献する企業への
投資が誘因され、企業の経済活動を通じて社会的価値が増幅される。
経営者や従業員、投資家の意識が変わり、より良い社会の実現に寄与する。
( 指標を提供するだけでなく、導入の実現を目指す )
これを10年以内に実現する。
を10年先のゴールに設定しています。
無論、すでに ESG : Environment, Social, Governance 情報は普及していますし、
SRI : Social Responsibility Investment や ESG に基づいた投資は一般的に
なりつつありますが、
・社会的インパクトの評価や業績、CSVとの因果関係・相関関係
・機関投資家以外の個人投資家レベルへの普及
には、まだまだ改善の余地があると考えています。
先行研究に我々の知見も加え、より高い水準で社会的価値の指標を作ること、
キャスレーがCSVの実践を通じて市場に良い影響をもたらすこと、
それがキャスレーの経営理念における “社会” 要素のひとつです。
キャスレーでは、企業活動としてCSV事業を実践すると同時に、アカデミックの分野でも
非財務情報の研究や、研究成果をレポートや論文などで発表し、様々な
ステークホルダと協働しながら上記のゴールに向かって自ら社会を動かしていきます。
※大学の研究者の方へ
産学連携でのCSV研究を推進すべく、共同研究の募集を随時行っております。
特に、
・コーポレートファイナンス分野
・組織経済学 ( 産業組織論 ) 分野
で研究テーマがありますので、ぜひご連絡ください。
<お問い合わせ先>
キャスレーコンサルティング株式会社
CSV : Creating Shared Value ( 共通価値、共益価値 ) 研究窓口
以下のコンタクトフォームよりお問い合わせください。
https://www.casleyconsulting.co.jp/contact/
※種別は 「その他のお問い合わせ」 をご利用ください。
以上、CSV分野においてキャスレーがイニシアチブを取り、マーケットリーダーとなるべく
挑戦していきますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。
【写真】
タイにおける経済発展、トレードオフで発生している交通渋滞の様子を撮影しました。
途上国ではおなじみの光景です。日本もモータリーゼーションの時代に経験しました。