こんにちは、キャスレーコンサルティングのSI(システム・インテグレーション)部:藤沢です。

前回のブログ「Xamarinでマルチデバイス開発(インストール編)」ではXamarinのインストール を行いましたので、
今回はAndroidの実機でデバッグを行いたいと思います。Androidの実機としてNexsu7を使用します。

デバッグ環境

  • Windows10
  • Visual Studio 2015 Community
  • Nexsu7(2013)

手順

  • PCにドライバのインストール(前回のインストールで完了しています)
  • Nexsu7の設定
  • デバッグ

PCにドライバのインストール

Google USB Driverをインストールします。
インストールはVisual StudioからAndroid SDK Managerを起動し
Google USB Driverがインストールされていることを確認します。
インストールされていない場合は、インストールしてください。

Xamarin_sdkmgr_11

andriod_winusb.infに追記します。(Nexus7の場合はほぼ設定済み)
追記する内容は、実機のハードウェアIDが必要になりますので、デバイスマネージャを開いてください。
実機のプロパティから詳細タブでハードウェアIDをメモします。
Nexus7の場合は、下記のようになっていました。
※必要な箇所は2行目のVID_18D1(実機のVID)とPID_4EE1(実機のPID)

Xamarin_devicemgr_11 Xamarin_devicemgr_12

USB\VID_18D1&PID_4EE1&REV_0228
USB\VID_18D1&PID_4EE1

andriod_winusb.infに追記する箇所は、[Google.NTx86]と[Google.NTamd64]セクションに追記します。
追記内容は、下記になります。

%SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\[実機のVID]&[実機のPID]
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\[実機のVID]&[実機のPID]&MI_01

Nexsu7の場合は初めから記述されていると思います。 %SingleBootLoaderInterface%は追記しました。

;Google Nexus (generic)
%SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4EE0
; Google Nexus7
%SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4EE2
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4EE2&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4EE4&MI_02
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4EE6&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4EE7

Windows8頃から未署名のドライバがインストールできなくなっているので、
未署名のドライバをインストール出来るようにPCの設定を変更します。
Windows10の場合は、スタートから設定で回復を選択し「PCの起動をカスタマイズする」の再起動ボタンを押下します。
PCが再起動しますので、トラブルシューティングを選択して詳細オプション、スタートアップ設定と選択します。
またPCが再起動しますので、「(7)ドライバー署名の強制を無効にする」で起動したいため、「7」を押下します。

Xamarin_login13

デバイスマネージャからドライバの更新を行います。
その時に、先ほど追記したディレクトリを指定します。

Nexus7の設定

Nexus7の開発者向けオプションを表示させます。
設定の端末情報からビルド番号を連打すると開発者向けオプションが表示されるようになります。
そうすると設定に開発者向けオプションが表示されているので、USBデバッグをONにします。
Adbコマンドから接続できているか確認します。
Visual Studioのツール-Android-Android Adb Command PromptでAdbコマンドプロンプトを起動させ
下記コマンドを実行します。
コマンドは「>adb devices」で、デバイスが表示されていれば接続出来ています。

>adb devices
List of devices attached
0a5abba1 device

デバッグ

前回作成(BlankApp)したアプリを実機で実行すればVisual Studioでいつもどおりにデバッグが行えます。

さいごに

今回は、Xamarinの実機でのデバッグ方法を行いました。
Windowsが未署名のドライバをインストールできなくしたため、 若干手間が増えますが実機でのデバッグも可能となります。
次回はXamarinでアプリを作ってみたいと思います。

最後までご高覧頂きまして有難うございます。