はじめに

こんにちは。
キャスレーコンサルティングTS(テクニカルサービス)部の野田です。

突然ですが、皆さんは、自身の知識を共有するために何をしていますか?
私は、自身で培ったインフラ技術を共有するために、
テーマ不問の技術交流会を月1で開催して、社内に広めようと奔走しています。

しかし個人には都合があり、なかなか参加できない人がいるのが実情です。
個人の都合に左右されず、誰もが気軽に情報を知れる、
そんな環境を作るべく「Knowledge」というツールを使って、
情報共有の効率化を目指しているお話をしたいと思います。

Knowledge(ナレッジ)とは

Knoledge(ナレッジ)
個人のもつ暗黙知(※1)を形式知(※2)に変換することにより、知識の共有化・明確化を図り、
作業の効率化や新発見を促します。
また、Knowledgeは、パソコン/タブレット/スマートフォンといった
全てのデバイスに対応していますので、いつでもどこでも情報共有を行えます。

※1 暗黙知ーー個々の社員の、それぞれの経験やそれぞれの技術で培われていく勘や知恵
※2 形式知ーーその暗黙知を文書などの形にすること
参考:「ナレッジマネジメントの重要性、課題は「暗黙知」の有効活用

環境構築

インストール方法

Knowledgeのインストール方法は、以下の2種類があります。

  • Tomcatを構築し、warファイルを展開する
  • Dockerコンテナをビルドする

今回は手間をかけたくないので、Dockerコンテナをビルドする方法を採用しました。

事前準備

Knowledgeを構築するために、以下の環境を用意します。

  • CentOS7
  • Docker (1.13.1)

こちらのインストール方法については、各ベンダのインストール手順を参照してください。

Dockerコンテナビルド

KnowledgeのDockerコンテナビルドの場合は、わずか4ステップで構築が完了します。
$ sudo docker pull koda/docker-knowledge
$ sudo mkdir /home/hoge/knowledge
$ sudo chmod a+w /home/hoge/knowledge
$ sudo docker run -d -p 80:8080 -v /home/hoge/knowledge:/root/.knowledge --name knowledge koda/docker-knowledge

念のため、Knowledgeのコンテナが起動してることを確認します。
$ sudo docker ps

ナレッジの運用

ナレッジへアクセス

それでは、ブラウザからアクセスしてみましょう。

    • http://Server IPaddress/

    コンテナが正常に起動している場合は、以下の画面が表示されるはずです。
    ※画面が表示されない場合、サーバのファイアウォール等を確認してみてください。

    ナレッジの投稿

    これだけでは、まだ何ができるのかわかりませんね。
    それでは、ナレッジを投稿してみましょう。
    右上の作成を、クリックします。

    ナレッジの投稿には、サインインが必要となります。
    今回は、デフォルトユーザ「admin」でサインインします。
    ID:admin
    パスワード:admin123

    サインインすると、記事を作成することができます。

    それでは、実際に記事を作成してみましょう。

    タイトル
      投稿記事のタイトル、を記入します。
    コンテンツ
      コンテンツを記入します。記入方式は、Markdownです。
    種類
      1. この記事の種類を選択します。
      今回はナレッジを共有したいので、Knowledgeを選択しています。
    公開範囲の設定
      1. 公開範囲を設定します。
      パターンに合わせた公開先を設定できるので、情報の漏洩がありません。
    タグ
      記事に対して、タグを作成することができます。
    共同で編集する
      1. 記事の編集者を、追加することができます。
      複数人で編集する場合に有効です。
    ファイルを添付する
      1. ファイルを添付することができます。
      エビデンスやトラブルの事象など、文章に限らず共有することができます。

    コンテンツの作成具合は、「プレビュー」タブで確認することができます。

    記事が完成したら、「投稿する」を選択すると公開されます。
    投稿された記事は、Topページから確認することができます。

    なお、今回の記事は公開範囲を「公開(すべてのユーザへ)」に設定しているので、
    サインインしていないユーザでも、記事を見ることができます。

    タイトルをクリックすると、記事が表示されます。
    こちらでは、記事を見た人がコメントしたり、「いいね!」ボタンを押せたりします。
    記事を見た人からのアクションにより、記事を充実させることができます。

    ただし、コメントやいいねの押下は、サインインが必要となります。

    終わりに

    いかがでしょうか。
    そこまで手間をかけずに、ナレッジ共有の環境を作ることができました。

    しかし、私の取り組みもまだ序の口です。
    ナレッジ共有プロジェクト(今命名しました)には、以下の課題があります。

    • 読み手の対象を考えた文章レベルの模索
    • 公開範囲の検討
    • ナレッジの充実化 etc…

    まだまだ課題は山積みですが、自身の知識が社内メンバーの役に立つように、頑張っていきたいです。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    野田
    CSVIT事業部 TS(テクニカルサービス)部 野田
    知識の共有や自動化を使って業務を楽にすることが目標