こんにちは、キャスレーコンサルティングのTS(テクニカル・サービス)部の江本です。

今回は、日本でもかなり普及してきたPythonの導入方法を紹介します。
対象者としては、これからPythonをやってみようと思っている開発者の卵達や、
同一の環境で開発を行おうと思っている開発者を対象とします。

構成

  • はじめに
  • Pythonってどんなことに使われるの?
  • 環境
  • 環境構築手順
  • 動かしてみよう!
  • 最後に

はじめに

最近は、新しい技術が多く生み出され、技術者達も自分の腕を披露できる場が、昔よりも多くなってきたと思います。
本稿では、その中でもPythonという言語のスタートアップとして、
開発環境を整えるところから、サンプルプロジェクトの起動までを行います。

Pythonってどんなことに使われるの?

昨今、技術分野の中で取り立てて目を引くのが「人工知能」や「Deep Learning」ですね。
「人工知能」では、PepperやWatsonあたりが有名どころでしょうか。
「Deep Learning」の方ではChainer等、有名なフレームワークが数多くありますね。

最近では、その多くでPythonを使用し、開発することができます。
Raspberry Pi上でPythonを動作させるような書籍も出版されています。
また、本稿で紹介するようにWeb開発も行うことができます。

環境

本稿ではタイトル通り、Visual Studioで環境構築を行いました。
最近では、VSCode等、Linux環境まわりも 色々とカバーしてしてきているVisual Studioですが、
今回は、Windows環境で動作させてみます。

以下が、本稿で紹介する開発環境です。

  • Windows10 Pro
  • Visual Studio Community 2017
  • Python3.6
  • Django 1.11.6

環境構築手順

それでは、最初にVisual Studioのインストールを行ってみましょう。
Visual StudioCommunityのインストーラを、Microsoft社のサイトからダウンロードしてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/community.aspx

ダウンロード完了後、インストーラを起動してください。
インストールメニューに入ったところで、Python関係のインストールメニューを選択します。

02VSインストール

これでインストールは、ほぼ終了です。
残ったフレームワークのインストールは、プロジェクト作成時に導入することが可能です。
次は、実際に動かしてみましょう!!

動かしてみよう!

まずは、通常のPythonプロジェクトで実行してみましょう。
「Pythonアプリケーション」で、プロジェクトを作成します。

01VSプロジェクト作成1

Helloworldと表示させてみましょう。
PythonApplication1.pyを以下のように、編集してください。

print("Hello world!")

実行すると、以下のような結果になります。

01VSプロジェクトプログラミング実行コマンドプロンプト
うまく表示されたでしょうか?

次は、Webプロジェクト作成を行ってみます。
今回は、サンプル付のDjangoプロジェクトの作成を行います。

01VSプロジェクト作成2

フレームワークのインストールを自動で行うか、適用範囲はプロジェクト内のみかを選んでください。
仮想環境にインストールを選択すると、フレームワークは自動でインストールされます。
ここでは、「仮想環境にインストール」を選択します。

01VSプロジェクト作成時のフレームワークインストール

これで、フレームワークもインストール完了しました。
独自でインストールするを選んだ場合は、仮想環境名で右クリックしてメニューから
「Pythonパッケージのインストール」を選択してください。
Djangoを検索すると、簡単にインストールすることが可能です。

では、サンプルプログラムの実行を行ってみましょう。
Visual Studioから実行されるブラウザは、実行前に選択することができます。

01VS実行

実行結果として、以下のような画面が表示されます。

01VSDjango実行

今回は、上記のサンプルプロジェクト起動までと致します。

最後に

今回は、Webシステムのサンプルプロジェクトの動作を確認しました。
冒頭でも解説したように、最近ではPythonを使用したDeepLearningのフレームワークや、
Raspberry Pi等を使って、電子機器を動作させるプロジェクト等も多くあります。

開発環境も多々あり、色々と迷うところですが、
本稿では「自分のやりたいことを実現しつつ、開発は慣れたVisual Studioでやりたい!」
と思う人の参考になれば幸いです。