こんにちは。
キャスレーコンサルティングTS(テクニカルサービス)部の中田です。

今回は、異なるWebサービスを連携する「IFTTT(イフト)」の導入と使い方についてご紹介します。

はじめに

IFTTTの名前は、「If This Then That(もしこれならば あれをする)」が由来になっています。
ThisとThatのそれぞれにWebサービスを設定することで、
異なるWebサービスを連携させることができます。

Thisはトリガー、Thatはアクション、ThisとThatの組み合わせはレシピと呼ばれています。
IFTTTはこのレシピを作成、公開・共有することができます。
トリガー、アクションを設定できるWebサービスは数百にも上り、
多種多様なレシピを作ることができます。

また、Webサービスだけでなく、デバイスの操作等もレシピとして設定することが可能です。

IFTTTのメリット・デメリットは以下の通りです。
■メリット
・導入が簡単
 Emailを登録して、IFTTTのアカウントを作成するか、
 GoogleまたはFacebookアカウントを連携するだけで、すぐに利用することができます。
・簡単かつ直感的に、レシピ(ThisとThatの組み合わせ)が作成できる
 自分が作ったレシピを公開したり、他の人が作ったレシピを利用することが可能です。
・利用できるWebサービスが多い
 Gmail、Twitter、Facebookなど、メールサービスやSNSだけでなく、
 Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーにも、対応している。

■デメリット
・複数のアカウントに対して、アクションを行えない
・サービスによっては、一部制限がある(SMSメール送信数の上限等)
・利用するWebサービスをすべてIFTTTに認証させるため、
 乗っ取りなど悪意ある攻撃に晒されると、Webサービスを悪用される恐れがある

私個人としましては、レシピが簡単に作成できて多種多様な使い方ができることが面白いと感じました。
それでは、IFTTTの導入方法とレシピの作成について紹介していきます。

※今回の導入方法、レシピの作成については、IFTTTや各Webサービスのバージョンアップによって
  画面の見え方や実行方法が異なる場合があること、ご了承ください。

※デバイスや各種サービスへの認証処理等については、手順、イメージを省略しています。
  必要に応じて認証処理等を行ってください。

IFTTTの導入(iOS)

今回は、iOSでの導入方法を紹介します。
①App Storeから「IFTTT」アプリをダウンロードします。
②「はじめに」で述べた通り、IFTTTのアカウントを作成するか、
  GoogleまたはFacebookのアカウントを連携して終了です。


これで準備は完了です。

レシピの作成

準備が完了したら、早速レシピを作ってみましょう。
例では、This(トリガー)にLocation、That(アクション)にGmailを使って
特定の場所に出入りした際に、Gmailで自分に位置情報のメールを送るというレシピを作ります。

まずはMy Appletsを選択し、次に「+」(レシピの新規追加)を押下します。

次に、トリガーを設定します。

popularにLocationがあるため、そのまま選択します。


※その他のWebサービスはAll Services以下から探すか、
  上部のSearch Servicesに名称を入力して検索してください。

You enter or exit an areaを選択します。
設定した場所へ出入りをすることが、アクションのトリガーとなります。

Location an areaに任意の場所を設定します。
※例では東京駅に設定しています。

 

設定が完了したらCreate triggerボタンを押下し、トリガーの設定を完了します。

続いて、アクションの設定を行います。

popularにGmailがあるため、そのまま選択します。

send yourself an emailを選択します。
トリガーが発生した時、Gmailで自分自身にメールを送るアクションとなります。

メールの送信内容を設定します。
ここでは、デフォルトとします。
設定が完了したらCreate actionボタンを押下し、アクションの設定を完了します。


以上でレシピの作成は、完了です。

必要に応じてタイトルを変更し、Finishボタンを押下してください。
このとき、Receive notifications when this Applet runsをonにしていると、
このAppletが実行されたときに、IFTTTアプリから通知を受け取ることができます。

このレシピを作成後、実際に東京駅に行ってみると、以下のような通知を受け取りました。
※IFTTTのActivityにも、AppletがRunされたログが残っています。

Gmailを見てみると、以下のメールを受け取っていました。

このように、Appletが正常に動いていることが確認できました。
(イメージは省略していますが、東京駅から出たときも同様に通知とメールを受け取っています)

おわりに

今回、IFTTTを使って簡単なレシピを作ってみましたがいかがでしょうか。
提携しているWebサービスの組み合わせ次第、発想次第では
新たなサービスを創りだすことができるかもしれません。
今後は、IoTデバイスとIFTTTを組み合わせてみたいと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

中田 圭亮
CSVIT事業部 TS(テクニカルサービス)部 中田 圭亮
エンジニア9年目。現在は銀行系システムの開発に従事。アナログ・デジタルゲームが趣味。