【入門編】Slim3で始める!GAE/JでWebアプリケーション開発 (第3回)

本番環境へのデプロイ

開発環境で一通り動作確認して問題がなければ、本番環境へのデプロイを行います。既にアプリケーションIDを取得している方は1は読み飛ばしていただいて構いません。

  1. アプリケーションIDの取得Appengineの本番環境にデプロイするには、予めアプリケーションIDを取得しておく必要があります。アプリケーションID取得までの具体的な手順は以下の通りです。
    • Gmailアカウントの作成
    • Appengine管理コンソールへログイン
    • Appengine開発者アカウントの有効化(初回のみ)
    • アプリケーションの作成(アプリケーションIDの取得)

    それでは順に説明します。

    • Gmailアカウントの作成Appengineにアプリケーションを作成するにはGmailアカウントが必要です。Gmailアカウントをお持ちでない方はGmailのアカウントを作成しましょう。以下のURLから画面の説明に沿ってGmailアカウントを作成して下さい。http://mail.google.com/mail/signup?hl=ja
    • Appengine管理コンソールへログイン以下のURLへアクセスして先に作成したGmailアカウントでログインします。https://appengine.google.com/
    • 新しいアプリケーションの作成初めてアプリケーションを作成する場合、GmailアカウントをAppengine管理用アカウントとして有効化する必要があります。携帯メールでアカウントコードを受け取り、それを入力することでアカウントを有効化します。一度有効化してしまえばこの手順は不要です。「Create Application」ボタンを押下します。
      Create Applicationボタンを押下
      以下のようにお手持ちの携帯電話のSMSのメールアドレスを入力して下さい。入力が終わったら「Send」ボタンを押下します。(以下はソフトバンクモバイルのSMSを指定した例です)
      携帯メール情報の入力
      しばらくするとお手持ちの携帯電話宛てにアカウントコードを含むメールが送信されてきます。そのアカウントコードを Enter Account Code に入力し「Send」ボタンを押下します。
      アカウントコードの入力

      しばらくしてもメールが送られてこない場合は、携帯電話のメール受信設定がドメイン指定受信になっていないかなどを確認して try sending it again リンクをクリックしてもう一度やり直してください。

      アカウントコードを入力するとアプリケーションの作成ページが表示されます。


      アプリケーション作成ページ

      アプリケーションIDは”(アプリケーションID).appspot.com”のようにドメインの一部に含まれるため重複するIDは作成できません。「Check Availability」ボタンを押下して入力したアプリケーションIDが使えるかどうかを確認しましょう。


      アプリケーションIDの利用可否チェック

      上記のように表示されれば入力したアプリケーションIDは利用可能です。

      アプリケーションID、アプリケーションのタイトル、利用規約の同意にチェックし「Save」ボタンを押下します。Application Registered Successfully が表示されればアプリケーションの作成(アプリケーションIDの取得)は完了です。


      アプリケーションの作成成功

  2. アプリケーションのデプロイいよいよアプリケーションを本番環境へデプロイします。アプリケーションのデプロイもEclipseのプラグイン上から簡単に行えます。デプロイするアプリケーションのプロジェクトを選択して、ツールバーの「Deploy App Engine Project」ボタンを押下します。
    Deploy App Engine Projectボタンの押下
    初めてデプロイする場合は「App Engine project settings…」をクリックします。
    AppEngineへのデプロイ
    先ほど取得したアプリケーションIDとバージョンを入力して「OK」ボタンを押下します。
    Application IDとVersionの入力

    アプリケーションIDの設定や変更時の注意点

    準備編 でも触れましたが、アプリケーションIDを変更すると、それまで利用していた開発環境のデータストアのデータが参照できなくなります。アプリケーションの開発前にアプリケーションIDを取得して予め設定しておくとよいでしょう。

    Appengine管理用のGmailアカウント、パスワードを入力して「Deploy」ボタンを押下します。


    AppEngine管理アカウント情報の入力

    すると、Consoleにデプロイの実行ログが出力されます。Deployment completed successfully が表示されればデプロイは完了です。


    デプロイ成功時のコンソールログ

    早速、ブラウザから本番環境にデプロイしたアプリケーションを確認してみましょう。ブラウザに http://(アプリケーションID).appspot.com/bbs/ と入力してみます。(以下はアプリケーションIDが simplebbs-demo の場合)


    SimpleBBS on Production Server!!

    appspot.com ドメイン上で SimpleBBS が表示されていることを確認できました!これで本番環境へのデプロイは完了です。