こんにちは。利根川です。

社内のプロジェクトで Redmine 導入の要望があります。
Redmine には Bitnami等のオールインワンパッケージが存在しますが、
今回はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が提供する
定量的プロジェクト管理ツールの導入を検討しています。

今回は、Amazon EC2 上のサーバーに定量的プロジェクト管理ツールを導入し、
プロジェクトを立ち上げるまでの手順をご紹介いたします。

Redmine用一括インストーラーの取得

定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)
http://sec.ipa.go.jp/tool/ipf/

上記のURLから、CentOS(64bit)版のスタートガイドと
インストーラーを取得します。

・D07-3_クイックスタートガイド(Linux版).pdf
・ipftools-redmine-1.0-setup-centos.x86_64.bin (CentOS版)
→「ipf5.bin」というファイルがダウンロードされます。(2013/09/25現在)

Amazon EC2 の立ち上げ

自前でサーバーを用意する手順になります。
IPAから取得したクイックスタートガイドにある
インストール手順外の作業になります。

1.AMIの選択

「(4)定量的プロジェクト管理ツールの動作環境」に従い
CentOS 5.6を指定します。

今回は、RightScale社が提供しているRightImage_CentOS_5.6_x64_v5.7.14_EBS
を選ぶことにしました。

インスタンス作成時に、「Community AMIs」タブを選択し、
以下のAMIを選択します。

Manifest:411009282317/RightImage_CentOS_5.6_x64_v5.7.14_EBS

aws1

※「Community AMIs」タブをクリックし、「RightImage」と入力し、
Platformをクリックしてソートすると探しやすいです。

2.Instance Type の選択

同じく「(4)定量的プロジェクト管理ツールの動作環境」に従い、
M1 Medium を選択します。
※スペックとしては少々足りていないため、本格的に運用する際は
M1 Large に切り替えを検討すべきですが、今回は M1 Mediumと
しています。

aws2

ルート・ボリュームについても、「(4)定量的プロジェクト管理ツール
の動作環境」に従い、500GBとします。

aws1

3.Key Pair の選択

既にKey Pair の用意があれば選択を、
未然の場合は、「Create a new Key Pair」より作成ください。

aws1

4.ファイアーウォール の設定

SSH(22)と、Redmine立ち上げ後のアクセスのため
HTTP(80)をアクセス許可します。

aws1

5.インスタンス作成完了後、起動まで確認

aws1

IPFインストーラーの実行

ここから先は、IPAから取得したクイックスタートガイドにある
インストール手順内の作業になります。

まずは、インストーラーを配置します。

先ほど立ち上げたサーバーに接続し、インストーラーを配置します。
(※)秘密鍵の作成などは、通常の作業と特に変わりがないため割愛させていただきます。

転送先をクイックスタートガイドの例(例: /tmp/work/ に配置)に倣って
/tmp/work/ に配置しました。

aws1

※サンプルでは、WinSCPでファイルの転送を行っています。

後は、クイックスタートガイドの手順に従って
インストーラーを実行して完了です。

aws1

画面のサンプルでは、

・Subversion → s)
・サンプルプロジェクトは必要 → y
・IPFツールをインストールする→ y

と選択しています。

補足

今回、「Community AMIs」から取得したAMIは、
タイムゾーンが日本になっていません。Redmineでプロジェクトを立ち上げる前に
以下の手順でタイムゾーンを設定しておきましょう。

aws110

定量的プロジェクト管理ツールにてプロジェクトを立ち上げるまで

1.定量的プロジェクト管理ツールへのアクセス

aws1

上記画面が確認出来れば、インストールおよびRedmine の起動まで完了です。
いよいよ、Webページにアクセスします。

以下の通り、Public DNSをURL部に指定しアクセスします。

URL )

http://(Public DNS)/redmine

Public DNS 例)

ec2-xxxxxxxxxxxxxxxx.compute.amazonaws.com

aws1

2.初回認証を有効にする

お決まりですが、初回認証を有効にしアカウント情報を知る者しか閲覧不能とします。
(デフォルトの状態は認証なしで、誰でも閲覧可能な状態です。)

aws1

3.テンプレートをコピーしてプロジェクトを立ち上げる

定量的プロジェクト管理ツールのプロジェクト作成は、
毎回テンプレートプロジェクトをコピーして行います。

以下の通り、「IPF Project Master 」のコピーを選択します。

aws1

以下の通り、必須項目を入力し、プロジェクトの情報を入力します。
記入が終わったら画面最下部の「コピー」ボタンをクリックします。

aws1

以上で、プロジェクトの立ち上げまで完了となります。

定量的プロジェクト管理ツール自体については、
IPAに資料がありますので、ご参考下さい。

ご一読頂き有り難うございました。