こんにちは、キャスレーコンサルティングSI部の松田です。

さっそくですが皆さん、遠隔地同士のリモート会議など、
どのようなツールを利用していますでしょうか。

ひと昔前のテレビ会議は会議室にマイク用意して、カメラ用意して、
スクリーン用意して〜、、、とかく大変なイメージが私自身にあるのですが、
今はWebカメラやマイクは標準で付いているPCがほとんどですし、
Skypeなどのビデオチャットサービスが浸透してからは、
個人レベルでも気軽に利用できるようになったのではないでしょうか。

そんな中で今回はGoogleハングアウトについてご紹介させて頂きたいと思います。

ハングアウトとは

まずGoogleハングアウトとはGoogleが提供するビデオチャットサービスです。

Googleアカウントを持っていれば無料で使う事ができ、
最大10名(拠点)でビデオ通話を行うことができます。
そしてPCが無くてもスマートフォンから参加することも可能です。

http://www.google.com/+/learnmore/hangouts/?hl=ja

Googleドライブ上の資料を見ながら/編集しながらと
互いにドキュメントを共有しつつオンライン上での遠隔会議もできて、
非常に強力なコミュニケーションツールなのではないでしょうか。

アプリも作れます

単に便利なツールなだけではなく実はアプリも作れちゃいます。

API (Hangouts API)が公開されておりハングアウトと連携したアプリケーションや、
機能を拡張したアプリケーションの開発ができるようになっています。

Hangouts API リファレンス

そこでこここからはハングアウトアプリの作り方を紹介させて頂きます。
この手のブログでの恒例行事に倣って“Hello World”と表示させてみようと思います。

ハングアウトAPI の有効化

まずはハングアウトAPIを有効にします。
ハングアウトAPIを有効にするにはAPIs consoleでプロジェクトを作成して行います。

下記リンクをクリックしてAPIs consoleを開いてみてください。
https://code.google.com/apis/console

APIs consoleを初めて使うのであれば、このような画面が表示されます。
「Create project…」のボタンをクリックして最初のプロジェクトを作ってみましょう。

プロジェクトを作成したら、下記画面の左メニューから「Services」を選択し、
「Google+ Hangouts API」の項目をONにしましょう。

利用規約が表示されるので同意すると左メニューに「Hangouts」が追加されます。

これで準備完了です。

ガジェットXMLの作成

ハングアウトAPIはGoogleガジェットをベースにしているため、
メインとなるソースコードはガジェットXMLになります。
オリジナル ガジェットの作成

見出しに『Hello World』とだけ表示する内容のXMLを作成します。
注意点としてhangout.jsを埋め込むSCRIPTタグをContentタグ内に必ず含めます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<Module>
  <ModulePrefs title="Hello World">
    <Require feature="rpc"/>
    <Require feature="views"/>
  </ModulePrefs>
  <Content type="html">
    <![CDATA[
<!DOCTYPE html>

<script src="//hangoutsapi.talkgadget.google.com/hangouts/_/api/hangout.js?v=1.1"></script>

<h1>Hello World</h1>

    ]]>
  </Content>
</Module>

作成したガジェットXMLは公開Webサーバーにアップします。

アプリケーションの実行

先ほどアップしたXMLファイルのURLを、APIs consoleに登録します。
APIs consoleの左メニューで「Hangouts」を選択し、URLとタイトルを入力し保存します。

保存が完了すると「Enter a hangout」というリンクが表示されます。

このリンクをクリックすると作成したアプリを組み込んだハングアウトが開始されます。

ただこの時点ではまだデバック等を行うDeveloper Sandboxで実行しただけで、
プロジェクトメンバーしかアクセスできません。

アプリケーションの公開

作成したアプリを一般公開するにはChromeの拡張機能と同様に、
Chromeウェブストアでの開発者登録が必要です。
詳細については下記URLをご参照ください。
https://developers.google.com/+/hangouts/publishing?hl=ja

最後に

そのまま使ってもとても強力なコミュニケーションツールですが、
ハングアウトアプリを作成/利用することでさらに便利な遠隔コミュニケーションを構築することができればと思います。

デベロッパーズサイトで紹介されているハングアウトアプリがありますので、
『こんな事もできるんだ』と一度ご覧頂くとイメージも膨らんでくるのではないでしょうか。

Showcase(Google Developers)
ホワイトボードやサンプルを参加者全員で同時に会話しながら弄ったりと、
実際にその場に全員が居るような操作感での会議もできそうですね。

それでは最後までご覧頂きありがとうございました。