はじめまして!
皆様、こんにちは!
キャスレーコンサルティングのE.Sです。
本日は、2021年7月に開催されました『LT会』について、ご紹介させていただきます。
背景
今回の開催に至った背景として、弊社の代表から「ご縁のある企業様と何か社員同士で交流が出来ないか」という話があったため、まずは若手エンジニアの方と少人数でLT(ライトニングトーク)大会を開催する事になりました。
また、先方はインフラ技術に強みがあり、弊社はシステム開発に強みを持つ企業であったため、弊社が抱えるインフラ関連の悩みをぶつけてみると有益な会になるのではといった思惑もありました。(コロナ渦ということもありオンラインで実施しました)

コンセプト
・お互いの強みであるインフラ技術とシステム開発をテーマとする
・率直に気軽に
・裏テーマは本音トーク(エンジニアあるあるを共有)する
トークテーマ
主に以下のような内容を話し合いました。
・失敗談
・知って欲しいこと
・インフラを知らなくて困ったこと
・現場の本音、実体験
・やらかしたこと などなど…
では、どのようなテーマが紹介されたか簡単にご紹介させていただきます。
■現場の本音、実体験 インフラとアプリの役割分担について
あるお客様先から、既存のシステムを機能拡張したいがアーキテクチャが古いので、リニューアルしたいとのお声がけがあり新規開発としてアプリチームとインフラチーム2チームの体制が結成されたそうです。
アプリチーム :顧客からヒアリングしながら協議
インフラチーム:非機能要件を想定で洗い出していく
それから数日…
アプリチーム :続、顧客からヒアリングしながら協議
インフラチーム:実環境の構成も想定しながらすすめていく
両チームの進捗がかけ離れすぎていてかみ合わないので、打開策としてコミュニケーションの場を多くとることをしたそうです。
お互いのチームで自分たちの領域を知っている前提で話しがちになっていましたが、お互いに尊重し合って話し、図やデモを作ったりすることで開発のイメージをつかみやすくできたそうです。
結果的にお互いのチームに結束力が付きとてもいい体制になったそうです。

■困ったこと サーバー障害、早期解決する為にアプリエンジニアができること
お客様先から、システムが使えないとのお問い合わせがあり、インフラエンジニアに調査を依頼したそうです。
事象
DBのディスク使用量が減少
SWAPの使用が増加
対応方法
DBを再起動(ただし、RDSがディスクフルの状態の為、一時的に容量を増やしてから実施)
根本的な原因は重たいSQLが実行されていたことでした。(つまり、アプリ側の処理が問題でした)
今までは障害が起きるとまずはインフラエンジニアに依頼することが多かったですが、インフラエンジニア・アプリエンジニアお互いで意見を交換していくことで解決策を導きだしていくことが大切だと改めて実感しました。
今回LT会ご参加した方の多くが似たような経験されていたようで、「エンジニアあるある」なんだと思いました。
■その他
以下の意見がありました。
・障害時はインフラ・アプリエンジニアに関わらず、復旧させることが最優先
・コミュニケーションは必須
・ドキュメントのメンテナンスは定期的に行う
所感
今回のLT会ではエンジニアあるあるだけではなく、お互いに共感できる部分が沢山あり期待した以上のトークができたと思います。
定期的にエンジニアあるあるを共有できる場を増やしていけたらと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪