チーム・キャスレーブログをご覧の皆さま、こんにちは。
キャスレーコンサルティングで、企画・広報を担当している前田です。

弊社では、社会課題をITで解決するビジネスやサービスの創出を目指しています。

地方創生を始めとする、日本国内の社会課題にも積極的に取り組んでいくため
2018年11月5~16日の2週間、福岡県田川市より「民間企業等派遣研修」のスキームにより
自治体職員2名を研修生として、短期留職の受け入れを行いました。

【弊社ニュースリリース】
福岡県田川市から短期留職の受け入れを実施いたします https://www.casleyconsulting.co.jp/news/3104/

短期留職の様子は、実際に留職を体験した
田川市職員:眞杉様・土谷様からご報告頂きます!!

短期留職レポート

福岡県の田川市から参りました田川市役所の眞杉です、土谷です。

2週間に渡り、キャスレーコンサルティング様の職場で研修させて頂きました。
本当にありがとうございました。

田川市では、今回のように企業様での長期での研修は初めての取組みであり、
前例のないことから、皆様に多大なご迷惑をお掛けしたことかと思います。

しかし、「楽しく」、「刺激ある」環境の中で最先端のIT企業の仕事の仕方や考え方を
学んだ日々は、とても充実しており、自治体での業務にも活かせる経験ができました!

そして、一緒にランチして下さったり、お声かけ下さったりと
本当に優しくして下さって、本当にありがとうございます!

さて、ここからは今回の研修を通して我々2人が学んだ体験を綴っていきたいと思います。

自己紹介

福岡県の中央部に位置する「田川市」という小さな都市から来ました。
人口は5万人程度で、字のごとく「田んぼ」と「川」ばかりの田舎です。

福岡県の筑豊というエリアに位置し、
日本有数の産炭地で昭和期には日本一の採掘量を誇っておりました。


出典:田川市

今から1950年代(今から60年ほど前)には、
今の2倍の人口にあたる10万人が住んでいて、今より栄えていました。

大富豪なんかもいっぱいいたようですが、
エネルギー転換があり、石油の時代に変わると閉山。

職を求めて人口激減していき、残った市民も仕事がなくなるので、
土木・建設施工を生業にする人が、とても多い街となりました。

福岡県は、福岡市(約160万人)と北九州市(約100万人)の2つの政令指定都市があります。

福岡県は九州のホットスポットです。
そんな九州の中心部である福岡市までは車で約70分、
北九州市へは車で約50分で行ける場所に位置していますが、
田川市は人口減少の一途を辿っています。

なんででしょうね。

是非、九州にお立ち寄りの際には田川に立ち寄って下さい。

おすすめの旅行プランは、大分県の別府で温泉に入り、
福岡の中洲で食い倒れ(ラーメン、うどん、刺身、屋台、もつ鍋、水炊き等)し、
そんな道中に田川を少し観光する。

ゆるりと、九州の旅の途中にお越し下さい!

研修の目的

全国どの自治体も共通して言えることですが、必ず何かしら問題を抱えています!

それらを解決していくためには、
「民間と行政が協力して、社会課題を解決していく」という
新たな協働スタイルを学ぶことが重要だと考えてます。

社会課題を正しく捉える目線と課題解決へ向けたノウハウについて、
最先端の手法を学ぶことが今回の研修の最大の目的です。

私 眞杉は都市計画課に所属しており、立地適正化計画策定にあたり
田川市でもワークショップを開催する機会があります。

ワークショップで、どのようにして地域住民の意見を引き出すか
また、引き出した意見を実現していくか、という点を学ぶため2週間を過ごしました。

実際には、ワークショップの企画・設計・準備(スライド準備等)・運営などを
企画・広報・CSRを担当する部署で、2週間協働させて頂きました。

もう1名の土谷は契約管理課に所属しており、
入札対応など契約関連業務の担当しています。
キャスレーコンサルティング様のグローバル新規事業を担当する部署にて
行政対応のサポートを2週間させて頂きました。

既存の商品・サービス・事業に、
社会課題の要素を入れながら価値を向上させていくプロセスを
新規事業の担当者と共に経験することができました。

研修で学んだこと

① 株式会社テレワークマネジメント様との面談

株式会社テレワークマネジメント様(https://www.telework-management.co.jp/)は、
テレワークを導入したい企業と、テレワークで働きたい人をマッチングするビジネスを
展開されています。

多くの地方自治体では、人の流出を防ぎたいため、様々な働き方を探している状況です。

そういった中、テレワークという場所を選ばない新しい働き方を活用することで、
地方にいながら働ける環境を整備し、人口流出を防ぐきっかけにされているとのこと。
障がい者雇用を進めている行政や地方自治体にも、積極的に働きかけているようで驚きました。

首都圏の会社を中心に、地方の有能な人材を求めるニーズが高いようです。
テレワークには、出勤やバリアフリー等のハードルがなくなり、
ネットワーク上で、仕事のやり取りが出来るため
地方の優秀な人材を探す首都圏を中心とした会社が多いようです。

地方の人材にもメリットがあり、首都圏基準の給与体系であるため、 地方の給与水準よりも高い給与を受給できます。

地方でテレワークを推進する際、テレワークに馴染みのない方が多いようなので 行政が広報・宣伝などに関わることで、市民の信用を得ることできるようです。

民間企業と地方の人材をマッチングするために、
行政の力も必要なのだと改めて感じました。

② 株式会社リビタ様の運営する施設「BUKATSUDO」の視察

株式会社リビタ様の運営する“街のシェアスペース”
「BUKATSUDO」(http://bukatsu-do.jp/)を視察させていただきました。

みなとみらい駅下車すぐ、ランドマークタワーの下という好立地で
昔、船のドックとして使用されていた場所を利活用されている場所でした。

三菱地所様が所有しており、公募でプレゼンして活用案が採用され
利活用に繋がったそうです。

リビタ様と三菱地所様の間に横浜市も入っているようです。

所有する民間企業・運営する民間企業・行政という3者で、
ひとつの空間をリデザインするところがとっても先進的だなと思いました!

そして、とってもお洒落な空間でした!

外観だけでなく中身も凄い。
学生時代の部活動をイメージした使用になっていて、
大人が趣味を通じて、新たな出会いやビジネス機会を創出できる工夫が随所に垣間見え、
NYのSOHOみたいな空間だなと思いました!(まぁ、行ったことないですけど。)

今回は、実際にワークショップにも参加させてもらうことになり
茨城移住計画という団体が毎月実施されている「鍋部」へ参加してきました!

東京で働いていらっしゃる茨城出身の方と
茨城にお住まいの方がタッグを組んで茨城を盛り上げ
茨城に興味・関心のある方に茨城の紹介し、移住コーディネートされている団体さんです。

イベントは、鍋をみんなで作って、食べて交流しようという企画です。
参加した時の鍋は茨城名物の「けんちん汁」。


私 眞杉もごぼうを切る作業に参加させて頂き、人生初の料理体験させていただきました。


土谷はレタスを洗って、綺麗に拭くタスクを割り振られ、無事に完了しました。

食材も茨城産がメインでとっても美味しい鍋会となりました。
参加者もバラエティに富んでおり、IT企業を経営されている方、
茨城で地域おこし協力隊をやりながら農家をされている方、
某IT企業でCSRをされている方など、様々な方と意見交換することができました。

民間企業のシェアスペースという場を通じた、
地方や自治体と市民の交流のモデルケースとして非常に勉強になりました。

③ セールス研修に参加

キャスレーコンサルティング様の社内教育制度である
「Casley University」を受講させて頂きました。

受講した講義は、砂川代表が講師の「セールス研修」でした。

その他にも、「ファイナンス」や「マーケッティング」に関する講義など
社員のキャリアをサポートするため、定期的に実施されてるそうです。
多くの講義に代表自らが講師をする、という力の入れ具合にに驚きました。

講義は、ITを通してクライアントと社会の課題を解決する提案を学ぶという内容です。
私も前職では民間企業で営業を経験していますが、
クライアントや社会を起点とした、「発想」という部分がキーポイントになるのだと個人的には思いました。

「顧客が困っていること」を的確に引き出すテクニックが随所に盛り込まれており、
非常に勉強になりました。

「説明の流れ」「資料作り」という部分は、
自治体での業務にも共通するところがあるので 今後に生かしていくエッセンス多かったと思います。

砂川代表、ありがとうございました!!

④ WeWork京橋への視察

2018年11月1日にオープンした京橋のWeWorkを訪問しました。


出典:WeWork 東京スクエアガーデン

「東京の企業と、地元の企業をビジネスマッチングさせる」という目的から、
WeWorkに初の自治体として入居している静岡市役所:藤澤様のお話をお聞きすることができました。

WeWorkでは、入居する企業、利用者など結びつける仕組みや空間が巧みで
藤澤様も約1.5ヵ月で80社ほどの企業と繋がることができたようです。

ほぼ毎日、夜にはイベントが開催されていて
静岡市から地場企業を20社ほど呼んで、雰囲気を体感してもらい、
WeWorkの企業を巻き込んで出来そうなことを考えてもらう機会をつくり
今後の新たなビジネスマッチングに結び付けているようです。

結果的に「市政全体の課題解決に繋がる」効果が出ているそうで、もの凄い効果があるそうです。
田川市としても福岡にオープンするWeWorkへ入居できるよう、 市へ持ち帰り交渉してみようと思いました。

新たなビジネス・新たな文化が生まれそうな最先端の空間へ、地方自治体も積極的に関わっていくことが
これからの我々の役割なのかもしれないなと思いました。

⑤ ワークショップ「田川市の課題解決のためのアイデアをみんなで考えよう」について

留職最終日の前日となる、11月15日(木)に
【田川市コラボワークショップ開催!】福岡ナイト~炭坑節を踊ろう!~
をリビタ様のオフィスをお借りして開催しました!

参加企業は、 ・キャスレーコンサルティング株式会社
・株式会社リビタ(https://www.rebita.co.jp/)
・株式会社コンセント(https://www.concentinc.jp/)
・認定NPO法人Teach For Japan(http://teachforjapan.org/)※田川に教師を紹介
・静岡市(http://www.city.shizuoka.jp/)

全体で約30名の方にご参加いただき、
「恵比寿から福岡県田川市を考える」ワークショップを実施しました!

「田川市の課題解決のためのアイデアをみんなで考えよう!」というテーマのもと、
特に「移住・定住者の増加を図る」について、アイデアソンで皆さんに話しあっていただきました。

普段、マーケティングの仕事をされている方、不動産を専門とする方、
リノベーションを専門とする方、ITソリューションを専門とする方、
教育に関する仕事をされている方と多種多様な職種の方が交わって意見を出し合うことで、
ものすごく良いアイデアが集まりました!

「ヤンキーミュージアムをつくる」
「香春岳を再生する」
「ホルモンが有名なので、マキシマムザホ○モンやDJを呼んだイベントをする」
など奇抜なアイデアを頂きました。

実現は難しいかもしれませんが、普段からリアルタイムで様々な社会課題を肌で感じていらっしゃる皆様が
田川のような田舎のまちで、他市町村と差別化をしていこうと考えると
「そこまでやるか?」とか 「デメリットをメリットに変える→最大限に活かす」
という姿勢が非常に重要で、皆様の共通した概念であったと思います。


アイデアソンの様子。和気藹々と自由な発想をぶつけ合う参加者たち。

会場を提供して頂いたリビタ様には、料理や飲み物もご用意頂き感謝しております!
田川市名物の「ホルモン鍋」や「チロルチョコ ブラックモンブラン味」、
「めんべい」 最後の〆には「九州の味 うまかっちゃん」と最強コンボのオンパレード。

何日も前から地元:北九州のお母様に頼んで、ご準備して下さいました
リビタ:近藤さん 本当に有難うございました!!!


これが本場の味ったい!「九州の味 うまかっちゃん」。

最後は、田川市が発祥でございます「炭坑節」をみんなで輪になって踊りました。
この総踊りは本当に楽しかったです。

キャスレーコンサルティング様でも是非、
社内打ち上げの際に皆さんで踊ってみてくださいね!?

このワークショップを主催していただきましたキャスレーコンサルティング:前田さん、
そして、ディレクトして下さいました株式会社リビタの皆様、本当に有難うございました!

参加者全員で輪になって踊った田川市発祥の「炭坑節」。

最後に

キャスレーコンサルティングの皆様、
今回の研修で色々なことを経験させて下さいまして、本当に有難うございました!

いつも優しく接して下さり、お声かけもして下さいまして、
皆様のちょっとしたお心遣いが本当に嬉しかったです。

行政の仕事で大事になる考え方として「住民のため」、「公共の福祉」、「全体の奉仕者」。
こんな言葉が頭に浮かぶと思います。

今回の研修で、御社は企業理念に掲げる通り、
皆様一人ひとりが「社会課題の解決」に向けて取り組む姿勢が身に染みて分かりました。

そして、肌で感じることができ、本当に良い経験になりました。

近い将来には、
行政と民間がタッグを組んで仕事をしていくことが当たり前になっていることと思います。
田川市もそういった改革を起こし、先陣を切って実践しようと思います。
そのときには、我々が必ずビジネスマッチングしましょう!

see ya in the PIT!!