こんにちは!新入社員技術研修担当の満石です。
5月中旬となり、日中は半袖でも過ごせるほどの気温になってきましたね。
本日は社内で実施している新入社員研修の様子をご紹介します。
キャスレーの技術研修について
弊社では4月、5月の2ヶ月が新入社員研修の期間となっています。
最初の週にビジネスマナー等の基本的な研修を実施した後、4月の第2週から技術研修が始まります。
今年の技術研修の概要は以下のとおりです。
- 開発工程と開発者の役割について
- ネットワーク
- フローチャートを作成する演習を通して、順次・分岐・繰り返しでアルゴリズムを構築することを学ぶ
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Javaオブジェクト指向プログラミングの基礎(Java入門書の一部を復習)
- Java入門書に記載されていない重要なクラス(List, Map等)
- RDB、正規化
- SQL
- コンピュータ基礎
- クラウドコンピューティング
- サーバーサイドJava(JSP、Servletがメイン)
- 基本的なLinuxコマンド
- グループワーク(数人のチームで簡単なWebアプリケーションの設計、実装、テストを実施する)
現在は最後のグループワークに着手したところで、
グループワーク終了時に作成したアプリケーションについてプレゼンテーションをしてもらいます。
今年のエンジニア枠で採用された新卒入社の社員は6名で、3人ずつ2チームに分かれてグループワークを行っています。
プレゼンで勝利したチームにはご褒美が用意されていますので、勝利できるように頑張ってくれています。
技術研修は「プログラミングって面白い!」「もっと知りたい!」と思ってもらって、
自主的にいろいろなことを学習するマインドを育んでもらうことも考えていて、非常に楽しい雰囲気で進んでいます。
CSV(Creating Shared Value)研修について
技術研修以外にも、キャスレーの経営理念であるCSV(Creating Shared Value)を学ぶための研修も実施しています。
CSV研修の担当は私ではないのですが、担当の方から聞いた内容をご紹介します。
以下の流れで研修を実施しました。
- これからの社会において、どんなCSVアイディアが必要か考え、付箋に書き出す(個人ワーク)
- 付箋にまとめたアイディアを紹介したあと、付箋の内容をグルーピングする
- グルーピングや他の人の意見を参考に、1人1つ「自分自身が実現したいCSVアイディア」を考える
- 自分のアイディアをまとめた紙を持って歩き回り、似通った考えの人、連携したら面白いアイディアになりそうな人でチームを作る
- グループとして実現したい未来の「CSVな事例」はどんなものか?模造紙にまとめてみる(ターゲットは3年先くらい)
- 各チームごとにプレゼンテーションを行う
2チームに分かれて作業したそうです。模造紙にいろいろ書いていますね。
プレゼンテーションの内容が優秀だったのはこちらのチーム!
「遭難者ゼロの山を実現したい」との思いから考えたアイディア、
目の付け所が素晴らしいと思いました。
研修を実施してみて
どんな新卒が来るのだろうか、実際にやってみるまでは不安な気持ちもあったのですが
いざやってみるととても楽しくて「実は向いているのでは?」と思ってしまうくらい研修を行うことを楽しんでいました。
人に教えるにはまず自分がしっかりと理解してなければならないため、改めて基礎をしっかり固めるいい機会にもなりました。
研修はもちろん全てがうまくいったわけではありませんが、その反省点は来年の研修へ反映しより良いものにしていきます。
それから1日のほとんどを椅子に座ったまま仕事をする毎日から、
1日のほとんどを立ったまま、大きな声で長時間話す毎日へと変わったので、
慣れるまでは、毎日研修が終わった途端にドッと疲れが襲ってきて大変でした。
以前に比べ、帰りの電車で最寄り駅を寝過ごす回数が激増した気がします・・・(笑)