こんにちは。
コネクテッドカーの開発プロジェクトに関わっている、エンジニアの鈴木 和翔です。
 ※プロジェクトの詳細はコチラ

今回、私たちチーム・キャスレーはCSV(Creating Shared Value:共益価値の創造)ビジネスに必要な
社会課題への理解と事業との紐づきを強化するため、「2030 SDGs」 カードゲームを体験しました。

早速ですが、皆さん SDGs という言葉をご存知でしょうか?

SDGs(エスディージーズ)とは

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称であり、
2015年9月に国連で開かれたサミット内で150を超える加盟国首脳達によって決められた、
国際社会共通の目標の事です。

SDGsの共通の大きな目標は17つあり、
それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
国際連合広報センター:持続可能な開発目標(SDGs)とは

(SDGsロゴ)

これらの17つの大きな目標を
2016年から2030年の約15年間以内に達成する事がSDGsの目標となっています。

そんな大きな目標を2030年までに達成する為にどんなビジョンを持って臨んで行けば良いのか、
その道のりを体験する為に作られたのが、「2030 SDGs」 というカードゲームです。

今回、チーム・キャスレーの仲間たちで
「2030 SDGs」 カードゲームの公認ファシリテーターの方を2名お招きし、
SDGsへの興味と初めてのカードゲームという事で大変わくわくしながら、
キャスレー社員、約30名程で 「2030 SDGs」 カードゲームに臨みました。

 

「2030 SDGs」 カードゲームとは

「2030SDGs」 カードゲームとは、
与えられた「お金」、「時間」、「プロジェクトカード」を使ってプロジェクト活動を行っていき
目標カードにより決められたゴールを、各チーム毎に達成してゆくというものです。

例えば、「大いなる富」というお金を集める事を目標にした人や、
「悠々自適」というお金よりも時間をたっぷり残す事を目標にする人、
貧困をこの世からなくす事が目標の人や、環境を守ることが目標の人など、様々な目標があります。

つまり、色々な目標や価値観をもった人達が、互いに競争・協創しながら
自チームの目標を達成していくといったゲームです。

目標カード例 (全部で5種類程あるみたいです)

そして、次にプロジェクトカードの紹介をいたします。

非常に数多くのプロジェクトカードが存在しますが、
その中から「農業での水資源の効率的な活用実現」というプロジェクトカードを例にして紹介します。


このプロジェクトを実行するためには、「お金」や「時間」などを消費しなければなりません。
このプロジェクトでは、【お金=500】と【時間=3】を消費することで、
プロジェクト活動を1回だけ行う事ができます。

この「農業での水資源の効率的な活用実現」というプロジェクト活動を行った場合、
以下のモノが得られます。

【お金=500】と【時間=3】を消費する割には、もらえるモノが少なく感じますが、
今回のプロジェクトのもらえるモノとして、意思(緑)も貰えます。

この意思というものは、環境性・社会性のあるプロジェクトをやり遂げた際に入手ができ
形が無く使用できないですが、目標カードに設定されていることもあります。

目標カードは、先ほど例に挙げた 「環境保護の闘志」 など5種類のカードです。

そして、このカードゲームで非常に重要な部分ですが、
プロジェクトカードの一番下に、世界の状況パラメーターの変化という項目があります。

「2030 SDGs」 カードゲームには、世界の状況メーターというものが存在しており、
以下の写真のように、ホワイトボードに張り付けられたマグネットが全世界での状況を表しています。

これは、参加者全員共通となる世界の状況を表していて、
青色は経済性緑色は環境性黄色は社会性 を意味しています。

先ほど例に挙げたプロジェクトカード 「農業での水資源の効率的な活用実現」 を行った場合では
青色の経済黄色の社会性に影響は無く、緑の環境性がプラス1となるので、
ホワイトボードののマグネットが一つ増えます。

「農業での水資源の効率的な活用実現」のプロジェクトカードでは
世界の状況パラメーターに、マイナスに働く項目はありませんが、
以下のプロジェクトの様に、環境性など状況メーターがマイナスになる場合があります。

さらに各プロジェクトには、プロジェクトを使用するための条件が記載されており、
世界の状況パラメーター次第で、使用できるプロジェクトが限られてしまいます。

例えば、「農業での水資源の効率的な活用実現」「交通インフラの整備」 では 経済性が3以上必要で、2未満では使用できません。

そういったルールのもとで、自チームの目標を達成していくカードゲームです。
「2030 SDGs」カードゲームの肝であるプロジェクトカードには、
子供を働かせる等の、非情なプロジェクトカード等もありました。

今回、私はプロジェクト内容に気付かず、平気な顔で児童労働をさせていました…

( ‘ ^’c彡☆))Д´) パーン

他にも色々なプロジェクトカードが存在しますので、
もし「2030 SDGs」 カードゲームを遊ぶ機会がありましたら
是非プロジェクト内容にも注視してみてください!!!

実際にやってみました

開始の合図と共に、自チームの目標を果たそうと
各チームがプロジェクトを実行したり、自チームの目標・意思を相手に伝え、
時間を売買したり、プロジェクトを通じた取引などが、あらゆる場で行われ
実際のビジネスさながらの行動が、盛んに行われていました。

我先に目標を達成しようと各テーブルで取引が行われたり、
プロジェクトを行う様子はさながら商談をしている様な感覚で、
ビジネスの勉強にもなりそうな印象を受けました。

開始から約5分ほどで、経済が著しく発展してきました。

人間が生きていくための便利さは、やはりお金=ビジネスになることが多く、
利便性の向上=時間の短縮に繋がるため、お金や時間を目標に持った方々が
経済性を発展させて行くことが多かった様に感じました。

今回は前半9分 後半16分で行い、
前半終了後に、ファシリテーターの方から現在の状況を見直す時間が設けられます。

では、前半が終了した世界の状況を見てみましょう。

前半終了時の世界の状況パラメーター

ん???

社会性低っく!!!!!!!!

と、喉元まで出た言葉を飲み込みながら
前半終了時の世界の状況パラメーターを確認すると、社会性が欠如しており、
社会性を必要とするプロジェクトカードが、手元に多数余ってしまっている状況で、
環境を推進するプロジェクトも滞り気味…という状況でした。

社会性を回復させるためには、お金や時間の消費=投資も必要で、
社会性を向上させることが目標のチームは、お金や時間が無いために社会性を復帰させることができない
といった、なんだか今のリアルな社会を写し出しているような状況になってしまいました。

ちなみに、私が使った児童労働を助長させるプロジェクトは社会性を-2させている事が分かりました。

( ‘ ^’c彡☆))Д´) パーン

ですが、さすがチーム・キャスレーの仲間たち!!!

チームの目標のために獲得してきた「お金」や「時間」を、社会のために惜しみなく投資し始め
環境性社会性を回復させようとする者が多数現れました!

さすが超優秀なチーム・キャスレーの仲間たち!

あっという間に、環境性社会性が回復して、それに関連して色々なプロジェクトも回り始めてきました!!

が…

ここで、惜しくも後半終了となってしまいました。

最終的な世界の状況パラメーターは、以下の様になりました。

前半では、経済に比べると欠如していた環境性社会性ですが
後半に大きく回復させることが出来ました。

経済の発展に伴い、環境性社会性が低くなり気味だった半面
環境性社会性が上がっても、経済性は悪くなるどころか少しずつ良くなるといった傾向に気づきました。

今回は時間が足りなかったのが悔やまれますが、環境性社会性が向上したと同時に
環境性社会性が、欠如していたために使用出来なかったプロジェクトが使用できるようになりました。

プロジェクトが循環することで、周りの人たちの目標が達成しやすくなる環境作りにも繋がっていることが分かりました。

更にお金や時間のみを目標にしている人達も、お金を稼げるプロジェクトはあるものの
環境性社会性が無いことによって実行できず、
ある程度のお金を得てからは、それ以上お金を稼ぐ動きが停滞したために、
お金だけが目標な人も環境性社会性を豊かにしてゆくことは、非常に重要だという事がこの
「2030 SDGs」カードゲームを通して理解することが出来ました。

このSDGsについて学んで遊べる 「2030 SDGs」 カードゲームですが、
下記サイトで、イベントが定期的に行われているみたいです。
もし、興味がありましたら一度体験してみることをおススメします!
イマココラボ:今後のイベント開催予定
https://imacocollabo.or.jp/events/future_events/

更にSDGsを学べるゲームとして 「2030 SDGs」 カードゲームの他に
「SDGs de 地方創生」といったゲームもあるみたいです。
こちらの方も詳しく記載されているサイトがありますので、要チェックです!
SDGs de 地方創生
https://sdgslocal.jp/

2030年までにSDGsの17つの目標を達成し、問題を解決していくということは
いずれ自分自身のあらゆる問題も解決することだと私は思います。

今後このブログを見た皆様方も、たった一つのSDGs目標からでも良いので、
心掛けてみてはいかがでしょうか?